混沌を往く
―北京・上海・広州・重慶―
写真・文:小川範男
定価:本体2,900円+税
ISBN4-901868-23-3
発刊日:2004年12月24日
1989年6月4日、「血の日曜日」中国『天安門事件』
深夜の暗闇の中、銃口が突然火を噴いた。人民を守るべく組織された人民解放軍が、人民に向かって銃を放っている。信じがたい光景が目の前で繰り広げられていた。弾丸が鋭い音を残して、無差別に人々を打ち貫く。頭を打ち抜かれ顔面血だらけの男、白いシャツが真っ赤な血に染まった女……。
マスコミが一切立ち入ることの出来なかった事件の現場に、フリーカメラマンの小川範男は挑んだ。そこには報道されることのなかった事件のリアルと人々の激しい怒り、悲しみ、絶望感……そして真の中国が写しだされることとなった。あの日から10年、足しげく中国に通い続けた著者による渾身の記録。
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